私たち「群馬ライトスクール」は、視覚に障害のある方と健常者が、共に支え合う地域共生社会のモデルを作り、これによって地域の人々が共に学び合い、成長し合う場の創造を目指します。「ライトスクール(光の学校)」とは、まさにそのような「学びの場」を象徴した名前です。世界に広がるグローバリゼーションは、自然・文化・人間存在の多様性や、人々が共に支え合いながら生きようとする「共生」の理念を損ねる側面を持っています。そうした潮流とは真逆のベクトルを持ちながら、同じ理念の方々とも連携しつつ、よりよい社会づくりに貢献していきたいと考えております。

 

法人設立にあたり、定款で定めた法人の目的は、次のようなものです。「当法人は、盲学校、その他の教育・研究・行政機関、及び種々の産業分野と連携する中で、視覚に障害のある方々の潜在能力を生かし、次の社会を見据えた共生社会モデルの創造、及び地域社会の活性化に寄与することを目的とする。」そしてさらに、その目的に資するため、次の各事業を行うことが定められました。

 

(1)        余暇活動の支援:視覚に障害のある方々のQOLを高めるための余暇活動を企画・運営し、スポーツや文化活動を通して生きがいを創造すると共に、健常者との交流を図る。

(2)       講演会・セミナー等による啓蒙:一般市民を対象に、健康・福祉・環境・共生社会等についてのセミナーを設けることで、広く啓蒙活動を行なう。

(3)       教材開発:視覚に障害のある児童・生徒の触察教材の研究・開発を行い、全国の盲学校・その他の教育機関の教育活動の向上に貢献する。

(4)       就労支援と社会貢献:視覚に障害のある方々の、あん摩・マッサージ・指圧、鍼灸治療院の開業・就労支援を行なうと共に、治療院を開設し、群馬県民の健康増進に貢献する。また、その他の職種の可能性を模索し、社会に貢献できる就業継続支援を行う。

(5)       生活支援:共同生活援助(グループホーム)、同行援護、居宅介護などを通して、視覚に障害のある方々のための生活支援を行なう。

(6)       その他:当法人の目的を達成するために必要な点字の普及活動・白杖歩行支援、及び理解促進研修・啓発、自発的活動支援、     相談支援等の地域生活支援事業を随時行う。

  

● 役員

 代表理事  小針 智雄

   理事  島田 裕一

   理事  沼賀 信男

   理事  武井 真澄

   理事  井上 利巳

   監事  足立 勤一